妊娠初期　２　緊急入院

　
　　　☆☆☆　妊娠初期　２　緊急入院　☆☆☆

　９月２６日　
夕方、仕事もひと段落し、お隣さんと食べようと思っていたプリンを冷蔵庫に取りにいこうとしたら、生理のときのように何か流れてくる感じが。あっやばい。赤ちゃんどうしよう!とまさに血の気がひいてしまいました。あわてて職場の先輩に実は妊娠していること、出血してしまったことを相談。すぐに上司に連絡するなど手をうってくださり救急車で搬送されることに。担架にのせられ運ばれた。冷静になってみると「あの担架、何人の男の人でもってくれたのだろう?」なんてことが気になったりもしました。重たかっただろうなあーー゜

救急車を待つ間も出血は止まらない。どんどん出ているのがわかる。頭の中は「どうしよう。どうしよう。」ということばかり。あかちゃんがいなくなってたらと思うと、涙が止まらない。全部無理をしてしまった私のせいだ。ごめんね。

前日の紹介状のおかげで救急隊員の方が希望していた病院に搬送以来をしてくださり無事到着。ああこれでやっと赤ちゃんの無事を確認できると思ったものの、ドクターは結構のんびりしている。「どの病棟にする?」なんて電話で相談しています。　　　　　そんなことはいいから早く赤ちゃん見てよ!とイライラしていました。ドクターにしてみれば今さらじたばたしてもどうしようもないという感じだったんだと思います。点滴の針をさされたり、誕生日は?なんて問診受けたり。30分後やっと病棟にあがり診察。

赤ちゃんは無事であること、出血しても今赤ちゃんが確認できればまず大丈夫だと説明を受けた。ほっ。赤ちゃんの心臓の動きをみて本当に全身の力が抜けた。本当によかった。ただ羊膜のまわりに出血や血の塊が見えるので落ち着くまでは入院する必要があるということでした。月曜日から仕事どうしよう?今度はそれが気になり始めた。でも今はあかちゃんのため、自分のためにすべてを優先させてもらおう。絶対に後悔しないために。お兄ちゃんお姉ちゃん寂しい思いをさせてごめんね。

双子発覚からわずか３日の出来事ですが、本当に大変な数日間を過ごしました。でも。。。これは長くつらい双子妊娠生活のスタートにすぎませんでした。これからさらに衝撃的な日々が続いていきました。

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